夢中になったり、やめたりしたもの
この記事は 2019 Advent Calendar 2019 16日目の記事として書かれました。
昨日は H.Kanamori さん、明日は hysysk さんです。
「凶」から始まったらしい。
— ペコロジー (@pecolozy) 2019年1月2日
と言っても、 3日後にはすっかり忘れてしまっていたし、良い結果の時のみ信じる都合のいい解釈をしているので、何か悪いことや落ち込むようなことがあった時に、「やっぱりおみくじで今年は凶がでたから…」みたいなことは一度もなかった。でももしかしたらその方がラクに対処できたのかもしれない。
今年のベスト、細かく挙げれば色々あるけれど、一番長い時間触れていたという点でポケモンだと思う。ひょんな事から、やめていたポケモンGOを再開し、ポケモンカードに手を出し、アニメ、映画、イベント、ぬいぐるみ、ゲーム、とありとあらゆる「ポケットモンスター」と名がつくものに触れた1年だった。第四世代くらいまでは当時熱中していたので、懐かしさもあり夢中になって楽しんだ。まだまだハマっている。
彼女、職場の同僚、大学時代の友人、ポケモンがキッカケで知り合ったコミュニティなどそれぞれとそのぞれの楽しみ方があって、それが良かった。
逆に、その分触れる時間が減ったもの、意識的に減らしてみたものがある。
Twitterをみる時間、人のブログを読むこと、というかその人のマインドや考えていること、主義主張が書かれた文章全般など。全く見ないとかじゃなくて、以前よりも減ったというかんじがしている。多分夏ごろから。
生活をしていれば当然ニュースも見るし、映画を観たら他の人の感想も気になって調べたり、とにかく自分と同じ意見でも、違う意見でも以前は調べるってことをしていたんだけど、それをやめた。本の感想とかも同じ。
大体のこと、自分に全く関係がない。
知らなくても良い。
なのにそのことで気持ちが左右されてしまうことが今年は多かった気がしていて、それに疲れたというのがある。
きっと全部やめるってのは不可能であるけれど、それでもわざわざこちらから取りに行く必要のない情報はそのままにしておくってのができるようになってきた。
このアドベントカレンダーに参加するのも今回で3回目で、前に書いた記事を読んだら「あぁ、この年これに夢中だったな。もうやめたけど」とか懐かしい気持ちになったし、来年も何かに夢中になって、何かをやめるんだろうなと思うと楽しみになってきた。
それでは良いお年を。
これは 2019 Advent Calendar 2019 第16日目の記事として書かれました。
明日は hysysk さんです。
2019年のSUZURIのようす
この記事は SUZURI Advent Calendar 2019 第12日目の記事です。
昨日は @karenboya さんでした。
SUZURIの雰囲気が伝わるかもしれない、日常の風景を記録します。
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
https://twitter.com/sorahoderi/status/1205163180025974784
SUZURIのようすは @suzuri_ningen でたまに更新されるので、興味があるかたは覗いてみてください。
この記事は SUZURI Advent Calendar 2019 第12日目の記事として書かれました。
明日は @taka10 さんです。
今年いちばん話したことば、アクリルブロックかもしれない。
アクリルブロックとかの話。
https://twitter.com/shikakun/status/1020846997836742658
今年、SUZURIから新アイテム2つ(アクリルブロック、吸着ターポリン)がリリースされた。 リリースしたあとしばらくバタついてて書けなかったので、色々思い出しつつ書く。先日コーチジャケットがリリースされて調子よく売れてて良かったと思う、けど今年を振り返ると、アクリルブロックのほうが強く記憶に残っていたので、それについて書く。
アクリルブロックの元々のきっかけは、天久聖一さんとよシまるシンさんの二人が開催していた「ロゴゴ展」というイベントで、それは2016年8月、もう今から2年以上も前になる。確か会社を早退して行った気がする。展示されていたアクリルの物体はキラキラしていて、覗き込む角度によって見え方が違って最高にクールだった。
手に持つと冷たくて固くて、重かった。
用途とか意味を探るよりも前に、それはあるだけで良くて、かっこよかったし、SUZURIでもアパレルだけじゃなくて、質量のあるモノを作れるようにしたいと思った。
そこから加工ができそうなモノを探してきては、工場とプリントのテストを重ねる。結構難儀だったと思う。正直、アクリルキーホルダーであればもう少し簡単だったかもしれない。途中「価格帯も安いし、アクキー出そっかな」とかも考えたけど、やめた。アクリルブロックを知らなかったら出してただろうけど、知ってしまってからは、ユーザーが驚くのはアクリルブロックだと確信していて、だからやめた。
と、書いたけど本当は自分がアクリルブロックのほうが面白いし魅力に感じていたからだと思う。
この後、コストの問題があったりしてガラスでテストプリントしたり迷走する時期に入る。その後、やっと良さそうなアクリルを工場が見つけてきてくれて、プリント加工もいけそうとなった。この時点で実はもうひとつのアイテム(吸着ターポリン)は、工場が「面白いもの見つけました」って提案してくれていて、1年間くらい社内の壁で吸着のテストをしていた。ウラ面を濡らしたり、いろんな素材の壁に貼ったりした。で、せっかくなら分けてリリースするんじゃなくって、2つの変わったアイテムを同時リリースしたらいいかも、となって、このアイテムの魅力を最大限活かしてくれそうなクリエイターさんに声をかけさせてもらった。
最高の11名に協力してもらえたと思う。
普段グッズ制作や販売からは遠いところにいるようなクリエイターさんに声をかけた。
「このアイテムでオンデマンドグッズ作成サービスのイメージを変えたい、だからそのために力を貸してください!」みたいな熱量でお誘いをした気がする。本当にいい方たちばかりで、色校、再作成も何度も快く受けてくださった。上がってくるラフや入稿データは僕たちの想像を遥かに凌駕するもので、デザイナーの putchomと毎回興奮していた。ぼくらもそれに応えるモノを作ろう、みたいなことを話していたと思う。
お声がけしたクリエイターさんたちからの期待値もありがたいことに良い感じで、それがモチベーションになったし、残業中に何度も救われた。
MAR M-001 / NET SHOP BOYS ( ninesan )の吸着ターポリン通販 ∞ SUZURI(スズリ)
並行してSUZURI側では開発を行っていて、開発全般を(yuta25)が、UI部分とサムネイル、それから特設サイトを(putchom)に作業してもらった。特に2人が時間をかけて作ってくれたサムネイルのこだわりがすごくって、jpg1枚アップロードするだけで、こういうサムネイルができあがる。正直買わなくても、たくさんサムネイルを作るだけで楽しいと思う。
明くる日 / つねになにかを売る店 ( millitsuka )のアクリルブロック通販 ∞ SUZURI(スズリ)
Tシャツのシワの質感もそうだけど、サムネイルの面白さが作成後の高揚感に直結してるのは間違いなくて、作成者は行為としてはjpgをアップロードしただけなんだけど、「すごいモノ」が出来上がった感、作れた感じを体験することができる。この体験は毎日SUZURIを触っていても、新アイテムを追加するたびに未だに感じる。商品の合成がされるとき、なにかが宿る瞬間だと思う。
サイトのこだわりやサムネイルについての裏話は putchom の記事に書いてある。
印刷方法もプリンターの設定も決まって「行けるぞ!」となったあとでも、入稿してもらったデータで出力してみると想定していなかった出力物ができたりして、何度もデータの修正とプリンターの調整をおこなった。
色の出力が難しくて、数パターン濃度を変えたデータをもらってテストプリントを繰り返した。
そこから何度かプリンターの調整などを経て、リリース予定日からはだいぶ遅れてリリースされた。いくつかの媒体に取り上げていただけたこともあったりして、新規登録数のベースがリリース後に1.5倍増えたり、初めてのインテリアアイテムで不安だったが、売上も好調だった。
数字の話はいいや、
オンデマンドグッズ作成サービスって山程あって、どこも結構同じような価格帯で提供している。Tシャツ、トートバッグ、それからiPhoneケースなどは基本の機能として備わっていて、どこで作ってもそれなりのモノが作れてしまう。 作れるものもだいたい同じ感じになりつつある。
だからこそ、今回作りたかったのはそういうモノではない「なにか」で、グッズ感がないモノだった。イラストのままであれば作品なんだけれど、それをスマートフォンケースとして出力すると「グッズ」になる感じがする。イラストを別の形として出力しても「作品」として保たれるようなモノを今回は出してみたかった。
このアイテムを出した当初(8月ころ)、6人程度だったチームも今では体制も大きく変わり30人弱とかの組織になった。これからアイテムをリリースするペースや頻度も上がるかもしれない。ただ、アイテムひとつ取っても「SUZURIらしさ」みたいなものについては考えていきたいし、僕たちのカッコいいと思う「モノ」で2019年、ブチかましていきたい。
この記事は 2018 Advent Calendar 2018 の19日目の記事として書かれました。
18日目は dannna_o さん、20日目は nuca.ata さんです。
2017年、影響をうけたもの
この1年間を振り返ってみると、今まで知らなかった世界みたいなものを知ったり見た年だったと思う。 それは特に同じ職場で働いている @yuta25 さんから受ける影響が強かった。 そこで2017年 yuta25 さんに影響され新しく始めたこと知ったことについて振り返り、 今なお影響されている、継続していることを2017のマイベストとしたい。
サッカー
自分はサッカーを語れるほどルールにも詳しくないし、特別好きな選手がいるわけでもないが 山梨中銀スタジアムで行われた、甲府のホーム開幕戦に誘っていただき一緒に観戦したことがきっかけで 気づけばサッカー番組、中継を観るようになっていた。何回か地元茨城の鹿島サッカースタジアムにも足を運んだ。 実家の両親とサッカー観戦をするのはおそらく小学生ぶりで、ビールを片手に、名物のもつ煮を食べながら一緒に観ることが不思議で楽しかった。先日FIFA18も購入し、甲府 vs 鹿島で試合をする日が楽しみだ。 これまでの自分の生活には存在しなかった「サッカー」が2017年には確かに存在していた感じがある。
ヒップホップ
これまで「なんとなく肌に合わなそう」という理由で、全く聴いてこなかった音楽を聴くようになった。 きっかけのアーティストは確か、「田我流」だったと思う。違うかも。 特にルーツなどは調べずに、雑誌で紹介されていたものや直接 yuta25 さんから聞いたものを聴いたりした。 PSG、LIBRO、RAU DEF、韻シストとかはCDも買った。 普段Apple musicで音楽を聴いている自分にとっては、「CDを買う」ってこともあまりない体験だった。 田我流はライブにも行ったし、めちゃくちゃにかっこよかった。
Tumblr
Tumblrをはじめた、24歳にして初めて。 9月末くらいから、仕事帰りに歩道橋から工事の様子をRICOHのGRというカメラで撮ってる。 工事の様子を撮り始めた理由とかは特になくって、とりあえずTumblrを始めたかったから。 Tumblrをとにかく始めたかったのは、やっぱり yuta25 さんの影響で、それから @taizooo さんや @vomiiit さん の影響も大きくある。 そもそもTumblrを知らなければこの企画を知ることも、誘っていただけることもなかったと思う。
それは置いておいて、写真を毎日撮るということは「東急の広告変わったな」とか「今日は青いクレーンだ」とか、「駅を囲うネット1マス分進んだぞ」とか意識しなければ誰にも気づかれずに静かに流れていってしまう渋谷の変化がわかってひとりニヤッとなったりして、楽しかった。撮ることは、2018年も続く気がする。
2018年もたくさんの人やものから影響を受けて、何かを始めたりすぐに辞めたりすると思う。 知らない世界を知ったり見たりすることは、緊張するし消耗するし最初こそパワーがいるけれど それ以上に楽しさが勝るので、今後もどんどん影響を受けたい。
今日の再開発: https://re-development.tumblr.com/
この記事は 2017 Advent Calendar 2017 の17日目の記事として書かれました。 16日目は marrさん、18日目は nuca_ata さんです。